今日はブログをJUGEMからWordPressに引っ越したときやったことのお話です。
.htaccessにアクセスできないから301リダイレクトが使えない
通常ブログの移転で使える.htaccessへの記述がジュゲムなどのブログサービスでは使えません。
301リダイレクトが使えないのでいろいろ調べてみました。
ブログの引っ越しになぜこんな事が必要なのかというと旧ブログの記事を新ブログで有効に使いたい為です。
301リダイレクトの概要と必要性はこちらで確認できます。
ページの URL の変更と 301 リダイレクトの使用
テンプレートへのコード記述
今回JUGEMの旧ブログに書き足したコードは下の三行です。
まずは[デザイン]-[HTML・CSS編集]-[HTML編フォーム]の<head>セクションの真下へ下の三行を追加。
<meta name="robots" content="noindex"> <link rel="canonical" href="http://kurashi-note.com/" /> <meta http-equiv="Refresh" content="0;URL=http://kurashi-note.com/" />
1行目はロボットにこのページをインデックスさせないでくれという命令です。
2行目はこのページは指定先のページのコピーですよ(本物は指定したページですよ)と宣言しています。
3行目は指定した秒数が経過した後、指定したURLへ自動転送することができるHTMLコードで、0以外に好きな秒数を指定できます。
2行目と3行目のアドレスは適宜変更してください。
下の例のように本当に<head>セクションの真下が推奨されています。
<head> <meta name="robots" content="noindex"> <link rel="canonical" href="http://kurashi-note.com/" /> <meta http-equiv="Refresh" content="0;URL=http://kurashi-note.com/" />
個々の記事への記述
これだけだとページ毎の転送もすべて新ブログのトップページに行ってしまいますので、面倒ですが個々のページにも上記のコードを追加しなければなりません。
個々のページの<head>セクションは編集できないのですが、googlebotは<body>内にmetaタグを書いても拾ってくれるという記事を読みましたのでこのように記述します。
[書く]-[記事の編集・削除]から転送したいページを選択し、HTMLモードに変更します。
記事の先頭に上記のコードを貼り付けます。記事数が多いとかなり面倒な作業ですがURLは新しいブログの新しい記事のアドレスを毎回記述します。
面倒なので私はアクセス数の多い記事だけこの作業をしました。
2014/8/7 補足
下記サイトを見るとbody内に”canonical”タグの挿入は推奨しないとのことでした。
私は問題なく移行する事ができましたがご心配でしたら記事内のタグ貼り付けは避けてください。Googleがrel=”canonical”タグを無視する時とGoogleにrel=”canonical”タグを確実に認識させる方法Googleがrel=“canonical”タグに従わないケースをGoogleのMatt Cutts氏が例を挙げて説明した。またrel=“canonical”タグを確実にGoogleに認識させるためのTIPSも教えてくれた。この件で@aiboukunさんにいろいろ検証情報いただきました。
@aiboukunさん 情報サンクスです!
案内の記事を新規で投稿する
最後にブログ移転の案内を新規記事として投稿しました。
また、[ブログ設定]-[基本設定]-[ブログの表示設定]で記事の表示件数を「1」件に変更しておきました。
これでトップページへの訪問者にはブログ移転のお知らせのみが表示され、スムーズに新ブログへ転送されるようになりました。
最後に
noindexと指定していますのでいずれ旧ブログは検索されなくなるはずですが、
それまでの旧記事への大事なアクセスを新ブログへ引き継ぐ為にぜひやっておくべき作業だと思います。
JUGEMでの作業を書きましたが、基本的にはどのブログサービスでもやることは同じです。
301リダイレクトが技術的に使えない場合の対処法でした。
下記のサイトを参考にさせていただきました。
301リダイレクトが使えないときの転送方法-海外SEO情報ブログ-
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