朝起きると喉がイガイガで肌もカサつくので「身体にやさしい加湿器」を手に入れたいと思い、いろいろ調べてみました。
私のいる環境では真冬の今、湿度は常時15%-20%となっており、朝起きるとのどが痛みます。
どうも私の過ごす場所はいつも「快適さ」からちょうど良く外れているような気がします。
人の過ごす快適な湿度は40%~60%
湿度が高すぎるのもベタベタして厄介ですが、低すぎるというのもだいぶ困ります。
乾燥対策は加湿器を買えば済んでしまうという簡単なことです。そこで今回は加湿器を調べてみました。
加湿器の種類は主に4種類
1.超音波式
2.スチーム式
3.気化式
4.ハイブリッド式
これらの特徴やメリット・デメリットを書いてみます。
1.超音波式加湿器
ホワイトダストが大問題
最近良く見るタイプで白い気体が勢いよく出ていて、いかにも効果がありそうな感じがする加湿器です。仕組みは水を超音波の振動によって細かく砕き、それをファンで吹き出します。
凄く細かい水の粒を霧吹きしているようなものなので気体自体は冷たくひんやりしています。
良いところは、小型で安価な製品が多く、消費電力も少ないし加湿能力も高いです。
ですが、とても良くない事があります。
ホワイトダストの問題です。
超音波式加湿器は「水」そのものを、そのまま霧吹きしているような物なので汚れた水でもそのまま出してしまいます。
このことの何が良くないかといえば、水にはミネラル成分が含まれていてミネラル成分が含まれた水は乾くと白くなります。加湿効果がありそうなあの白い気体のせいでそこらが真っ白になってしまうんです。加湿器病なんてものもあるようですし、掃除も大変そうで家も傷みいいことがありません。
見た目の雰囲気に騙されてはいけません。
これらの問題がクリアされない限り超音波式加湿器はオススメできません。
2.スチーム式加湿器
加湿性能は一番!コストパフォーマンスに難あり
スチーム式加湿器は、水をヒーターで暖めて蒸気を出す仕組みで、ストーブの上に置いた「やかん」のような方式です。熱を加えるため雑菌等は死滅しますが、熱い蒸気が出るので子供が触ったりすると危険です。
電気でお湯を沸かしている状態が続くので電気代が最も掛かりますが、加湿能力はかなり高いです。
500mlのペットボトル式のスチーム加湿器を使用していたことがありましたが、およそ2時間くらいで水が無くなってしまいます。なくなるのが早すぎて毎日何度も給水していました。
加湿能力は満足していましたが、500mlペットボトルの水量では夜寝て朝起きるまでは100%持ちません。
4リットル以上のタンクがあるタイプでしたら安心です。
3.気化式加湿器
自然派志向の人におすすめのエコな方式
ちょっと昔は濡れたタオルを寝る前に枕元に干していたと思いますが、気化式のイメージとしてはこの濡れたタオルにファンで風を当てて気化を促進させているようなものです。電気で暖める訳ではないので掛かる消費電力はファンのみ。熱くならないから安全です。
水が蒸発するだけなのでホワイトダストも極々微量で良いところが多い為、自然派志向の人におすすめの方式です。
デメリットは加湿能力が低いところです。
気密性の低い戸建ての家では加湿が追いつかないかもしれません。
シンプルな仕組みですが、気化式加湿器は海外製品が多く値段が高めです。
4.ハイブリッド式加湿器
ベースは気化式加湿器
気化式はファンにて風を送るだけですが、ハイブリッド式はヒーターで暖めた温風を当てます。
沸騰させずに加湿するので、熱い蒸気は発生せず、噴出口も熱くなりません。
湿度が低いときはヒーターを利用して加湿し、湿度が高くなるとヒーターを切ってファンのみの運転となります。
構造がやや複雑になるため価格は高めですが気化式よりは安いです。
加湿能力も高く省エネ運転も出来ることから今のところブリッド式が一番コストパフォーマンスが良いと思います。
調べた結果、今回はハイブリッド式の加湿器を購入
という訳で、私が購入したのはデザインも能力も良い、ハイブリッド式加湿器ダイニチのHD-RXシリーズです。
http://www.dainichi-net.co.jp/products/hd/hd-rx711.htm
実際使ってみましたが文句なしで満足しています。加湿能力も十分で、静音運転にすれば運転音は全く気になりません。デザインも悪くありません。
タンク容量が6.3リットルあるので、水の補給は一日に一度でOK。
加湿しすぎもなく、「のど・肌加湿」モードにセットしておけば、女性にはお肌もしっとりすべすべで喜ばれます。小さな子供のインフルエンザ対策にも効果的です。
湿度管理は本当に重要です。
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