Ender3 V2 機能てんこ盛りのカスタムファームウェアがすごい

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Releases · mriscoc/Ender3V2S1
This is optimized firmware for Ender3 V2/S1 3D printers. - mriscoc/Ender3V2S1

カスタムファームウェアを導入してみました。
海外の方が製作してくださったようで試しに導入してみたところ、機能満載で公式ファームウェアには戻れません(笑)

Ender3 V2はファームウェアを簡単に入れ替えできるので(最悪の場合は公式サイトから元のファームウェアをダウンロードして書き換えすればOK)ついついいろいろと試してしまいます。

カスタムファームウェアに書き換えると何ができるのか

とにかく機能てんこ盛りで使いこなせてませんが、私がすごくいいなと感じた機能を何個か紹介します。

メッシュビューワー


オートベッドレベリングの設定は公式ファームウェアだと5x5のメッシュのみですが2x2から最大7x7のメッシュまで拡張されます。なんと最大で49ポイントも計測します(笑)
さらにオートレベリングが終わったあと下記画像のように作成されたメッシュを確認することが可能です。四隅のハンドルを目一杯回したところから7x7で計測してみました。
かなりバラつきがあります。

ホットエンド&ベッドのPID制御

PIDで温度を最適化してくれます。
設定温度から上下に大きく変動しないようノズルとベッド温度の誤差を自動で最小にします。
項目を選択して押すだけです(笑)おおよそ5分ほどで終わります。

この設定はかなりすごく、誤差±1℃程度になります。

ビープ音の有効化/無効化

押すたびにピーピーうるさいビープ音を無効にすることができます!(笑)
実際うるさいので地味に便利な機能だと思います。

長いファイル名をスクロールで表示

これも私にとってはありがたい機能でした。
つい同じファイル名で保存することが多く、最後の(1)で印刷するものを判別しようとしても公式ファームだと表示されないのでまたPCにSDカード差し込むという作業がなくなりました(笑)

フィラメント交換

すごく便利なのでやり方の記事を書きました。

その他の機能

上記機能はほんの一部です。まだまだたくさんやれることがあります。
リンク先で確認してみてください。

改造ファームウェア導入方法&注意点

公式なものではないので導入はもちろん自己責任となります。

ダウンロード先

Releases · mriscoc/Ender3V2S1
This is optimized firmware for Ender3 V2/S1 3D printers. - mriscoc/Ender3V2S1

リンク先最下部に下記画像のようにファームウェアが公開されています。
ご自身のマザーボードのバージョン(4.2.2または4.2.7)を確認してそれにあったファームウェアをダウンロードします。

私のEnder3 V2はバージョン4.2.2のマザーボードでした。
最近BLTouchを導入しましたので、赤線の2つが導入対象となります。
上の赤線はベータ版となり、不具合がある可能性がありますが最新の機能を試すことができるようです。
下の赤線のものは一応安定版となっています。

ベータ版はBLTouchの判定不具合があるようなので、今回私は下の赤線の方を導入しました。
15時間の大物も印刷しましたが今のところ不具合ありません。

3Dプリンタで何かを作り出すより、3Dプリンタ自体の改造や、装飾が楽しくなっています(笑)
車やバイク、自転車のような存在です。

何度もいいますが、導入は自己責任でお願いします!

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